自撮り界隈の待ち合わせ場所、トー横
トー横キッズとは新宿TOHOビルの東側の路地でたむろする若者たちのこと
起源としてはSNS で自撮り写真を投稿する自撮り界隈の人たちがオフラインで交流する際の待ち合わせ場所として新宿TOHOビル前が使われていて、
そこにバーテンダーやスカウト、ホストが混じっていったとのこと。
当時も18歳以下が多かったため、ホストクラブには行けなくて代わりに路上飲みや年齢確認のゆるい24時以降にオープンするバーまでの時間つぶしの場所となった。
次第に、自撮り界隈がなんとなく集まる場所から
固定メンバーが集まる場所になり、
自称「トー横の王」、「トー横の帝王」を名乗る人物も出現し組織化が顕著になっていった。
組織化が始まるとトー横文化が形成され、
・ぴえん系ファッション、メイク
・ストロング系チューハイ、エナジードリンク
・ドンペンコーデ(ドン・キホーテのペンギン)
・カラージャージ、カラーサングラス
が定着していく。
ちなみに大阪や名古屋にもトー横のようなものがあって、大阪なんばではグリ下界隈、名古屋栄ではドン横界隈が誕生したそうだ、今もあるかは知らないが
事件が絶えないとトー横界隈
学校にも通っていて放課後や休日にトー横に来る人もいるが
ネグレクトや虐待などで家庭に居場所のなく、家出をして歌舞伎町のホテルで暮らしている人も一部いるとのこと。
その場合の生活費はコンカフェで稼ぐとか、援助交際や、おじさんに話しかけて少額のお金を恵んでもらうといったことが紹介されていた。
発展途上国のストリートチルドレン的なものが、日本にもあるんのか。
また、親に援助してもらえない子供はそれしかないよなとも思う。
あと上記の記載も含めてトー横界隈では援助交際、管理売春、ホームレス暴行、自殺、児童売春などの事件も多数起こっていて
2021年7月には一斉摘発で10人前後と未成年の少年少女が補導となっている。
その後、座り込み防止シートの設置や警備員の巡回、警察の補導のトー横界隈への対策が増え、トー横から歌舞伎町シネシティ広場に界隈は移動したとのこと。