MADは大学時代から好きで毎日のようにyoutubeかニコ動で繰り返し見ていた。
特に、その時はアニメや漫画の静止画MADが好きだった。(実際自分で作ったこともある)
大学生と途中で欅坂46ができて、欅にもハマった。
他のアイドルたちが
「かわいくて、人気があって、みんなから認められるような既存の理想のアイドル像」
を目指しているのに対して、
欅は
曲とか、歌詞とか、自分自身とかに向き合きあうことを強制されていて、(コンセプトとか秋元さんの歌詞とかで)
葛藤することや、自分の存在を深く自分の中で問う姿勢が出ているところに、心を動かされた。
youtubeで欅MADをいろいろとあさっていた中で、おすすめの感傷的な音楽と動画で飾られた、考えさせるであろう、MADを紹介しよう。
【MAD】欅坂46/15歳の主張
曲は「15歳の主張/傘村トータ」。
僕なりの感想として。
15歳という年齢に差し掛かって、今まで親だとか学校の価値観を押し付けられてきて、
むしろ、押し付けられていても、押し付けられている意識がなくて、素直にそれが正しいと思って、周りの価値観が馴染んでいたけれど。
年を取って、いろんな経験して、自分の自我というか自分なりの価値観が形成されてきて、
周囲の期待・価値観と自分自身の摩擦が強くなってきた。
こんな時期のことを歌っているのだろう。
他人に「あなたはこうするべきだ」と言われて、「なるほどそうなんだ(*’ω’*)」と素直に受け入れ、従っていた過去とは違って、
「他人は関係ない、自分で決める」という決意を感じる。
「あなたはこうすべきよ。」という大人たちは将来の私の幸せを保証してくれない。
勝手に自分の価値観を押しつけて、自己満足しているだけだ。
『私にだって強さがあれば 言いたいことだらけだ』
「15歳の主張/傘村トータ」
の歌詞のところで映画『響-HIBIKI-』の映像が引用されている。(下の動画はその部分から再生)
これが自分を貫いて、それでも社会で生きていける、「理想の強い自分像」なのだと思う。
一方、現実としては、自分の生き方を突き通したいが、現実には種々の人、環境、構造の中で一部自分の価値観に妥協しつつ、生きていかなければならない。
その理想と、現実の葛藤を苦しみつつも、自分は自分の人生を歩むという決意が美しく感じられた。
次の欅MAD紹介に続く
この「自分の人生を生きるぞ!!!」という決意の先に待っていることは
次に紹介する欅MADでよく描かれているのではないかと個人的には思っている。
また、そのうちそのMADの紹介記事書きます(・ω・)ノ